◇趣意書
拝殿は161年前の文久3年(江戸時代後期)に建てられ、何度となく拝殿の屋根吹き替えがなされてきましたが、昭和53年にトタン葺きとなったのを最後に現在に至っており、数年前より雨漏りが確認され、今般大屋根の茅とトタンを撤去し、銅板葺きにて全面改修工事を行うこととなり、令和5年12月21日竣工引き渡しとなりました。ご奉賛頂いたたくさんの方々に感謝申し上げます。
総事業費 3300万円(3325万円達成)
(境内林伐採100万円、屋根工事3100万円、看板他付帯100万円)
恋の初詣 夫婦木 と 縁結び祈祷
当神社の御祭神は、天孫降臨神話で有名なニニギノ尊(天の神)です。
その妻は富士山信仰で有名な浅間神社の御祭神コノハナサクヤ姫(地の神)です。
お二人は幸せに暮らし、3人の子宝(ホリデノ命、ホスセリノ命、ホオリノ命)にも恵まれました。
両夫婦の神様は神社裏手の夫婦木に鎮まっておられます。 夫婦である二柱の神様のご加護の元、きっとあなたに幸せが訪れることでしょう。
夫婦木の御祭神(夫神 ニニギノミコト 妻神 コノハナサクヤヒメ)
夫婦木前に「夫婦の御柱」があり、カップルまたは片思いの方に恋結びの輪を3回(3人の子供神の輪)投げて頂きます。夫婦神からお生まれになった3人の子供神が夫婦の元へ還れば、元のサヤい戻ったということで良縁となります。
まず、一人目の子供神(ホリデノ命)の輪を投げる。 ※海幸彦
次に、二人目の子供神(ホスセリノ命)の輪を投げる。
次に、三人目の子供神(ホオリノ命)の輪を投げる。 ※山幸彦
全て入れば、良縁となります。入らぬ時は良縁絵馬を奉納下さい。賀茂神社のもう一柱の御祭神が世界文化遺産(京都上賀茂神社)の御祭神、カモワケイカズチノミコトです。母神のタマヨリヒメノミコトが賀茂川上流から流れてきた丹塗矢を床に置いておやすみになったところ、ご懐妊してカモワケイカズチノミコトがお生まれにったことから、縁結びの神としての御神徳があります。京都上賀茂神社の社紋が葵であり、その形がハート型であることから良縁絵馬はハート型となっています。
※葵型(ハート型)絵馬 紙製と木製があります
良縁絵馬の願掛けでも不安な方は、縁結びの御祈祷をお受け下さい。カモワケイカズチノミコトとニニギノミコトの御神威により、必ず良縁が訪れるでしょう。
縁結び祈願は、より強く確かな良縁を願う方への神様からの贈り物。
(式次第)
・修祓 心身を祓い清めます
・祝詞 良縁の願いを宮司が神様に奏上します
・玉串拝礼 良縁の思いを玉串に込め、神様に奉奠頂きます
※約10分 片思いでもお受けできます
神様の御加護と両親の愛情を受けすくすくと成長し、男子3歳と5歳、女子3歳と7歳には、 神社にお参りして今日までの無事と、さらなる成長を祈願する神事です。 かつては、時期や日取りも一定していませんでしたが、現在では、11月15日を中心に行われています。 「七歳までは神の内」といわれ、昔はこの七五三を過ぎてから人別帳(戸籍簿)に記されて、 始めて一人前とされたといわれています。
当神社境内社である疱瘡神社前において、お年寄り向けに延命長寿、病気平癒の祈願を9月下旬まで斎行致します。9月は重陽の節句(9月9日)と敬老の日(9月19日)があるのでお年寄り向け特例月間と捉え、お年寄りに特化した神事を行います。平日10時~14時受付で御祈願を斎行致しますので、お気軽にご参拝下さい。
【疱瘡神社】
<御祭神>
●源 為朝(みなもとのためとも) 伝染病を追い払った神
●少彦名命(すくなびこなのみこと) 日本の薬・医薬の祖神
<御利益>
病気平癒、延命長寿
<略 記>
日本全土が疱瘡に苦しんだ時代、源為朝が流された八丈島のみ疱瘡が流行しなかったとされる。少彦名命は大国主命の国造りに協力した神で、常世の国(はるか彼方にある国・死者の国)から来た日本の薬・医薬の祖神である。
当神社の御祭神ニニギノ尊は、「天の高いところから恵みを行き渡らせ、賑々しく 栄えられるように」という御神名をもつ神様です。その名の通り、全ての御祈願 において、一組一組丁寧かつ厳粛にご祈祷をしております。人生の節目、またご心配事 があれば、いつでもご相談下さい。